「日経BPのカスタム書籍」を検討されている方へ

打ち合わせ

 

企業出版を検討されている方なら、「日経BPのカスタム書籍」にご興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

 

日経BPのカスタム書籍は、日経BP社のグループ会社「日経BPコンサルティング」が提供している企業出版(ブランディング出版)です。

 

「日経グループから本が出版できる」という点は、ビジネスパーソンにとって大変大きな魅力ですよね。

 

しかし、やはり費用は高いのかどうか…気になります。

 

この記事では日経BPのカスタム書籍について、サービス内容、出版までの流れ、出版費用、他社と比較したメリットとデメリットなどについて、詳しくご紹介していきます。

目次

日経BPのカスタム書籍とは

 

たくさんの本

 

企業は様々な問題を抱えています。

 

たとえば、

 

  • 会社の理念やビジョンを広く伝えたい
  • 売り上げや営業成績を伸ばしたい
  • 従業員のモチベーションを上げたい
  • 優秀な人材を採用したい
  • 会社の周年をPRの場としたい

 

このような課題を、書籍を制作・出版することで解決する――それが日経BPが提供する「カスタム書籍」です。

 

日経BPグループが蓄積してきたスキルとノウハウを活かし、書籍(単行本)はもちろんのこと、目的によっては、企業誌や会員誌、社史・周年史、Webサイトなどの形で、企業の課題解決をサポートしています。

 

「カスタム書籍」とは? 企業出版とは違うの?

 

「カスタム書籍」とはあまり聞き慣れない言葉ですが、一体どのような意味なのでしょうか?

 

いわゆる「企業出版」や「ブランディング出版」とは違うのでしょうか?

 

「カスタム(custom)」には、

 

  • 特別注文、特別仕様
  • 客の注文で作ること
  • あつらえ

 

という意味があります。

 

特別に注文した洋服などを「カスタムメード(custom-made)」と呼びますよね。

 

また、カスタムメードには「受注生産」という意味もあります。

 

通常の出版(商業出版)では、出版社から作家などへ原稿を依頼をして書籍を制作します。

 

その場合、費用は出版社が負担して制作します。

 

商業出版

 

一方、日経BPのカスタム書籍は、クライアント(企業)が日経BP(出版社)に依頼して制作する書籍です。

 

費用は企業が負担して制作します。

 

カスタム出版

 

このような、クライアント(客)の注文による出版という意味で「カスタム出版」なのでしょう。

 

ですが、一般的に「企業出版」「ブランディング出版」などと呼ばれている出版形態と特に違いはありません。

 

同様のサービスの、日経BP独自の呼称だと考えていいでしょう。

 

そのほかの企業出版についての記事

 

「日経BPのカスタム書籍」は日経BP社のサービス?

 

「日経BPのカスタム書籍」というと、日経BP社(株式会社日経BP)が提供していると思われるかもしれません。

 

ところが「日経BPのカスタム書籍」とネットで検索すると、

 

  • 日経BP社 ビジネスサポート
  • 日経BPコンサルティング
  • 日経BPマーケティング

 

など様々な日経グループ各社の「カスタム書籍」がヒットします。

 

「どこに相談すればいいの?」

 

「会社によって、費用やサービス内容、書籍の出来は違うの?」

 

と戸惑われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

実は、私自身がそうだったのですが(笑)。

 

問い合わせてみたところ、日経BPグループのカスタム書籍を担当しているのは「日経BPコンサルティング」社だそうです。

 

どの会社に問い合わせをしても構いませんが、カスタム書籍を制作するということが決まった場合、担当するのは日経BPコンサルティングになります。

 

カスタム出版は日経BPコンサルティングが担当

 

日経BPのカスタム書籍に興味のある方は、日経BPコンサルティングに問い合わせを行うのが最も話が早そうです。

 

日経BPコンサルティングとは

 

打ち合わせ

 

それではここで、日経BPのカスタム出版を担う「日経BPコンサルティング」について簡単にご紹介しておきましょう。

 

日経BPコンサルティングは、日経BPグループの中でも、

 

  • マーケティング
  • ブランド戦略
  • 広報
  • Web戦略
  • リクルーティング

 

といった分野のコンサルティングに特化した会社です。

 

日経BPグループが培ってきた

 

  • コンサルティング・分析力
  • 企画・編集力
  • デジタルマーケティング力

 

を武器に、多彩なサービスを提供しています。

 

そのひとつに「カスタム書籍」があるというわけです。

 

日経BPコンサルティングは日本経済新聞社の子会社?

 

日経BPコンサルティングは、日経BP社のグループ会社です。

 

日経BP社は、日本経済新聞社のグループ会社です

 

つまり日経BPコンサルティングは、日本経済新聞社の孫会社に当たるということになります。

 

わかりづらいかもしれませんので、図でご確認ください。

 

日経グループ

 

日経BPの“BP”とは?

 

ちなみに「日経BPの“BP”って何?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

日経BPの“BP”とは、「Buisiness Publications」の略のようです。

 

つまり「日経BP社」とは、「日経ビジネス出版社」というような意味合いだということですね。

 

日本経済新聞出版社とともに、日経グループの出版部門を担っている会社です。

 

日経BPコンサルティングの強み

 

日経BPコンサルティングのホームページには、自社の強みとして、下記5点が挙げられています。

 

  • 日経BPグループが培ってきたコンテンツの企画・編集力
  • 企業出版・カスタム出版における豊富な実績と長い歴史
  • 顧客心理に合わせたWebコンテンツづくり
  • 深いヒアリングに基づく、課題の本質をとらえたご提案
  • コンサルティング・調査、企画・編集、デザインまで一貫したワンストップ体制

 

このように書かれていますが、ちょっとわかりにくいですね。

 

個人的に、日経BPコンサルティングの強みは、

 

「日経BPグループであること」

 

とズバリ一言で言ってしまっていいのではないかと思います。

 

「日経」という名のついた書籍を刊行すれば、やはりそこには他にはない信頼性が感じられます。

 

また、日経BPグループは「日経ビジネス」「日経トレンディ」をはじめとした多種多様な雑誌や書籍を刊行しており、その現場で活躍してきた編集者(編集長、副編集長クラス含む)、コンサルタント、データアナリストが在籍しています。

 

特に何らかのデータを多用する書籍の刊行を考えている場合、日経BPコンサルティングは他社より強いかもしれません。

 

具体的には、

 

  • 「日経」というブランド力
  • 日経BPグループが培ってきた様々なスキル

 

この2つが大きな強みになるといえるのではないでしょうか。

 

日経BPのカスタム書籍、サービス内容と実績は?

 

日経BPのカスタム書籍は、 書籍(単行本)の出版から、広報誌や会員誌の作成、社史・周年誌の編纂など、幅広い編集・制作を行っています。

 

書籍の出版

 

企業ブランディングや、インナーブランディング(社内ブランディング)、リクルーティング(採用)などの課題解決に、書籍だからこそ深く伝えられるメッセージがあります。

 

<実績例>

  • 『戦略思考の広報マネジメント 業績向上につながる“8つの広報力”の磨き方』
  • 企業広報戦略研究所(電通パブリックリレーションズ内:編著
    清水正道(日本広報学会理事長):監修
    2015年4月6日発行

    広報は経営だ!広報活動の最終ゴールは「より良い経営環境をつくること」。そのためには「経営戦略」とリンクした「広報戦略」が必要です。

     

  • 『ブランドファースト 中小・ベンチャーの成長はブランドから始まる』
  • 木村裕紀・著(株式会社フリーセル代表取締役社長)
    2015年4月13日発行

    ブランド/ブランディングは一部の大企業だけのものではない。ITの進化によって中小・ベンチャー企業であってもブランディングが可能な時代。ブランドが企業の成長にもたらす効果と、ブランディングに欠かせない手法を解説する。

    など

 

広報誌、会員誌の発行

 

企業ブランディングやコミュニケーションツールとして、広報誌、会員誌の発行も提案しています。

 

定期媒体の編集には定評があり、定期的に約60誌を発行しています。

 

<広報誌の実績例>

  • 「C-magazine」キヤノンマーケティングジャパン
  • 「新たな創造が広がる、つながるコミュニケーションマガジン」がコンセプトの広報誌。

     

  • 「PROFIT JAPAN Oracle Magazine」日本オラクル
  • 顧客企業の経営層に向けた「Profit Japan」と、ITプロに向けた「Oracle Magazine」の2誌を展開。

など

 

<会員誌の実績例>

  • 「プロワイズ」日立ソリューションズ
  • 企業経営に新たな視点を提供する会員様限定のお客様情報誌。

     

  • 「fureai」住友不動産建物サービス
  • 住友不動産建物サービスの管理マンションにお住まいの方に配布する会員情報誌。

など

 

社史・周年史

 

企業にとって記念の年を有効に活用し、企業ブランディング、インナーブランディングに繋げられる社史・周年誌を制作します。

 

<実績例>

  • 西武ホールディングス
  • 敦賀信用金庫
  • AIU損害保険
  • カネカ
  • エーデルワイス

など

 

日経BPのカスタム書籍、出版までの流れは?

 

日経BPコンサルティングでカスタム書籍を契約した場合、出版までは下記のように進んでいきます。

 

書籍の発行までの期間は、順調に進行すれば、契約から半年〜8ヵ月での発行が目安です。

 

ヒアリング

 

目的、内容、発行時期や、書籍の体裁、部数などの希望をヒアリングします。

 

内容や構成の提案

 

ヒアリング内容から、クライアントの目的に適した構成案を提案します。

 

取材、原稿執筆

 

編集者、ライターによる取材をインタビュー形式で行います。

 

取材回数は、1回約2時間で5〜6回が目安になります。

 

編集作業

 

取材した内容をもとに、ライター、編集者による原稿執筆と編集作業を進めていきます。

 

原稿の確認(クライアント)

 

完成した原稿を、クライアントが確認します。

 

デザイン、レイアウト作業

本文デザインと組版作業を行います。

 

校正

 

原稿や図表などに誤りがないか、校正作業を複数回行います。

 

カバーデザイン作成

 

書名を確定し、表紙カバーのデザイン作業を行います。

 

印刷、製本、発行

 

原稿の最終チェックを行い、印刷会社へ入稿、印刷・製本をすれば完成です。

 

いよいよ書店での発売となります。

 

 

日経BPのカスタム書籍、販売・宣伝方法について

 

書店での展開

 

いよいよ書籍が完成しました。

 

それでは、日経BPのカスタム書籍の販売、広告・宣伝プロモーションは、どのようになっているのでしょうか?

 

販売計画は?

 

書籍のテーマや地域特性などを鑑みた配本計画を作成し、日経BPグループの流通ルートを通して全国の書店で販売します。

 

オンライン書店でも販売します(日経BP書店、Amazonなど)。

 

書店店頭や書棚を使ったプロモーションなど、特別な販売展開を希望する場合は、オプションとなる可能性があります。

 

プロモーション計画は?

 

各メディアへリリースを発送し、新刊書籍発売の告知を行います。

 

こちらは、契約時の費用内にて対応します。

 

以下のプロモーション展開を希望される場合は、別途オプション料金が発生します。

 

  • 日本経済新聞への広告出稿
  • 日経BP社発行の雑誌への広告出稿
  • 日経BP社運営のWebメディアへの広告出稿
  • 日経BP社発行のメールマガジンを利用したプロモーション
  • 日経BP社主催セミナーへの協賛や、独自の出版記念セミナーの開催
  • 日経BP社が持つ雑誌の購読者リストを活用した書籍の献本

 

 

 

以上のように、初期費用の中には必要最低限の販売・広報活動しか含まれていません。

 

特別な販売展開や、新聞・雑誌などへの広告出稿、出版記念セミナーの開催などを希望する場合は、すべてオプションとして別途費用がかかりますので、ご注意ください。

 

日経BPのカスタム書籍、気になる出版費用は・・・

 

出版費用

 

ここまで日経BPのカスタム書籍についてご紹介してきましたが、最も気になるのは、やはり費用ではないでしょうか?

 

「日経ブランドでの出版」ということで、費用はかなりかかるのではないかと覚悟している方も多いかもしれません。

 

日経BPのカスタム書籍にかかる費用は、ホームページ上では公表されていません。

 

カスタム書籍の費用は、

 

  • 流通するか、させないか
  • 初版部数
  • 書籍の仕様(版型、カラー/モノクロ)
  • ページ数
  • 掲載する図版や写真などの量
  • ライターに依頼する取材ボリューム
  • カメラマン手配の有無

 

などによって違ってくるため、一概には言えないからです。

 

まずはメールや電話で出版したい書籍の内容や体裁の希望を伝え、概算費用の見積もりを出してもらいましょう。

 

ご参考までに、目安となる金額をお伝えしますと、日経BPのカスタム書籍の平均は約800万円程度となるようです。

 

上記でもご紹介した通り、オプションで広告掲載などを行いたいという場合、1,000万円以上かかる可能性も十分にあります。

 

なお、金額が変更となっている可能性もありますので、検討される際は、必ず正式な見積もりを取った上で行うようにしてください。

 

費用の安い企業出版の記事はこちら

 

まとめ〜日経BPのカスタム書籍のメリットとデメリット

 

以上、日経BPのカスタム書籍についてご紹介してきました。

 

「日経」ブランドという大きな安心感はありますが、費用は幻冬舎メディアコンサルティング、ダイヤモンド社と同程度かそれ以上に高い可能性がありますね。

 

企業出版をする目的と費用との兼ね合いを、よく検討する必要がありそうです。

 

たとえば「まずは1冊、名刺代わりに出版したい」という目的だった場合、名刺だからこそ「日経」ブランドが必要だと考える人と、名刺にそこまでの費用を出す必要はないと考える人がいると思います。

 

また、日経BPのカスタム書籍も、今後ますますの依頼の増加が見込まれます。

 

いくら編集長クラスの優秀な人材が在籍しているとはいえ、その方々が直接関わってくれるとは限りません。

 

一人当たりの担当書籍数が増加していく中で、一冊ごとのクオリティが保てるかどうかは懸念点となるでしょう。

 

メリット

  • 「日経」ブランドからの出版
  • 日経BPグループが培ってきた様々なスキル
  • データに強い
  • 日経グループが所有する媒体へのプロモーションが可能(オプション)

 

デメリット

  • 出版費用が高い
  • 販売・宣伝方法によっては、さらに費用がかさむ可能性も
  • コストに見合うほどのリターンがあるか?
  • 出版点数の増加によるクオリティの低下が不安

 

こんな方におすすめ

  • 日経グループを何よりも信頼しているという方
  • 日経新聞や日経系の雑誌を購読している方
  • 「日経」という権威付けが欲しい方
  • 伝統的、保守的なものを好む方

 

 

「日経BPコンサルティング」会社概要

 

会社名 株式会社日経ビーピーコンサルティング
お問い合わせ https://consult.nikkeibp.co.jp/contents/custom-books/
設立 2002年3月1日
資本金 9,000万円
事業内容

情報通信、電子機器、医療、建設の技術に関するコンサルティングおよび調査研究
経営、新商品の開発に関するコンサルティングおよび調査研究
マーケティング・リサーチおよびマーケティング・リサーチに関するコンサルティングおよび代行
コンサルティングに関連する情報の提供ならびに刊行物の出版・販売
書籍、雑誌、小冊子、ムックなどの出版物の企画、取材、編集、制作
雑誌、新聞などの広告の企画、取材、編集、制作
Webサイトやメールマガジンなどのコンテンツの企画、編集、制作
会社案内、カタログ、ポスター、DMなどの販売促進ツールの企画、編集、制作
CD-ROMやビデオソフトなどの企画、編集、制作
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